福津市商工会 青年部

2021年10月25日（月）に、福津市立福間中学校にて仕事人授業を行ってきました。

今年は、生徒達に福津の仕事人の働き方・生き方を聞き、体験してもらい、これからの働く・生きる姿を前向きに描いて欲しいという想いで実施しました。

1コマ目は、「少人数対話型仕事人紹介」でした。6名程度の少人数グループを作り、仕事人が1人そこに入り、自分の仕事を簡単に紹介します。その後は、中学生と青年部部員で自由に対話しながら働くことについて考えます。

今年は初の生徒数300人を超える授業となっため、全員で一斉に集まる形ではなく、オンラインでの部長挨拶や進行など工夫して行いました。また、福津市青年部だけでなく、宗像市の青年部、認定農業者、福津市役所職員、銀行員、OBの方々など総勢60名の力を借りて授業を実施しました。

生徒達の真剣な眼差しと、仕事人の発する一言一言に耳を傾け、ノートに書き残している姿が印象的でした。

次に2コマ目では、「体験授業」を行いました。丸田切り体験や革細工、廃プラスチックのリサイクルなど、職業の体験を行いました。

コロナ禍で体験授業が殆どできていない生徒達にとって久々の体験授業となりました。身体や頭を動かしながら、楽しくも、思い出に残る体験となっていました。働くことを前向きに考えるきっかけを提供できたと実感しております。

今年もコロナの影響で当初7月の開催予定が、10月に延期とはなりました。開催に至るまでに福間学校を初め、関係機関から力をお借りし、実現に結びつけることができました。ありがとうございます。

福津の仕事人授業を通して、生徒たちが働くことや大人になることへの希望をもち、将来、福津・日本・世界のそれぞれの分野で活躍する人財となることを願っています。

福津の仕事人実行委員長　福井崇郎